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自己PRで第1希望企業に入るための3つのポイント

こんにちわ、ちぷるそです。

就職活動や転職活動をするにあたって、自分自身を売り出すことは非常に重要なポイントです。
いくらスキルが高かったり、貴重な経験をしていても、自分自身をアピールできなければ評価はされません。
自己PRはいわば、避けては通れない関門なのです。

自己PRが苦手な人もいると思いますが、ポイントさえ抑えておけば怖いものではありません。

本ブログでは私が実際に就職活動や転職活動で使用したポイントをお伝えすることで、
自己PRに対するハードルを下げ、就職活動や転職活動が優位に働ければと思います。

書店やAmazonで自己PRや面接対策の書籍を買う前に、ぜひこのブログを一読ください。
無料で対策できると思います。

※ちなみに、戦績は学生時は9勝0敗、転職活動時は4勝0敗です。

そもそも自己PRには何を書くべきか

そもそも自己PRには何を書くべきでしょうか。

それは、「私」が「貴社」に「行くべき」理由です。

そりゃそうだと思うかもしれませんが、
多くの人は、「私はこんな人です。貴社に行きたいです。」と熱意を書いています。

「会社に行きたい」気持ちがあることは、就職活動しているんだからわかっています。

採用する会社(合否を判断する側)の目線で考えると、「あなたが会社に入るメリットは何なの?」となります。
そのため、行きたい理由ではなく、行くべき理由を述べるべきなのです。

このことを軸に自己PRの組み立てを考えてください。

そして、記載すべき方針がわかったところで、どのように構成すればよいかお伝えします。

「私」が「貴社」に「行くべき」理由を書けばいいのです。

  1. 「私」はこれまで何をしてきて、何ができるのか。(私の特徴は?)
  2. 「貴社」は何をしていて、何ができるのか。(貴社の特徴は?)
  3. 「私」と「貴社」はどこが重なるから、どんな未来なのか。(マッチングするから、こんなメリットが!)

この3点です。1つずつ見ていきましょう。

Step1. 「私」はこれまで何をしてきて、何ができるのか

まずは自分は何者で何ができるのかを説明します。

そうはいっても何を説明すれば、、となるあなたに。
ポイントは2点です。

  1. 「私」は何があるのか。
  2. なぜそう思うのか。(エピソード)

例えば、以下のようなイメージです。

私にはA力とB力があります。
研究中にCの調査が行き詰まった。Dと考え、繰り返し改善をおこなった。
この改善により学会でEを受賞した。(エピソード)
この経験から自分の強みはA力とB力だと実感した。

具体的な事象は何で、どう考えて、自ら行動した結果、何を得たのかを端的に表現します。

たった4行で収まる文章ですが、この文章でPRできることは以下のことです。

  • 結論から話して、理由→例→結論と流れるPREP法構成のコミュニケーション能力
  • 課題対処に至るまでの考え方と行動

コミュニケーションの構成と、問題が発生したときにどう考えたのかは重要なポイントです。
派手なエピソードではなくても機転の効いたようなエピソードがあると尚いいと思います。

Step2.「貴社」は何をしていて、何ができるのか。

ここでは、自分の捉えている「貴社」を説明します。

よく面接前に念入りに企業調べをして、望む人がいます。
努力は良いのですが、公開情報を調べて、記憶して何になりますか
それよりも、自分自身がどう捉えているのか、の方が重要です。

それを踏まえて、ここでもポイントが2点あります。

  1. 自分の捉えている貴社はどう見えているのか。(現在)
  2. 貴社はどう発展すると捉えているのか(未来)

例えば、以下のようなイメージです。

貴社はGの分野の圧倒的シェアを獲得している。(現在)
また、H社や業界との協業によりI分野に発展すると考えている。(未来)

この領域は主に貴社について記載する場所であるため、特別深いことを記載する必要はありません。
その会社の社員が一番会社のことをわかっているので、深く書いて誤りを指摘されるよりは、
広報のような外部向けに書いてあるような表面的なことを基に、よく見える部分を捉えていけば良いと思います。

しかし、未来の部分は会社の展望を大きく書きましょう。
貴社スキルに、潤滑油が加われば、ますます発展するでしょう、といった具合に書くと良いです。

これが次のステップに活きます。

Step3.「私」と「貴社」はどこが重なるから、どんな未来なのか。

ここでは、これまでに説明した「私」と「貴社」を結びつけます

ポイントは3つです。

  1. 「貴社」のどの部分に対し(対象)
  2. 「私」のどの特徴が適しているのか(結合)
  3. どんな未来が待っているのか。(未来)

例えば、以下のようなイメージです。

貴社のI分野への発展時には、J/Kのスキルが求められます。(対象)
私には研究で培ったJのスキル、改善で培ったKのスキルがあります。(結合)
貴社の環境で、私のスキルを発揮させていただき、I分野でも圧倒的シェアを獲得し、
Lの未来を実現させます。(未来)

未来を語る際は、企業理念に近い言葉が望ましいです。
未来は予測できないものなので、企業の軸に近づけることでブレてない印象を植えることができるからです。
また、自己PRを語る最初の相手はおそらく人事であるため、企業理念を念頭に置いて面接に臨んでいるからです。

ここでは、Step1とStep2を繋げます。

1:Step2の通り
2:Step1の通り
3:Step1とStep2の連結。

Step2で説明した、貴社の輝かしい未来像を実現するために、Step1の特徴を持った自分が必要なんです。
だから「私(Step1)」が「貴社(Step2)」に「行くべき(Step3)」なんです。

といった具合です。

例文(1~3の結合)

1〜3の例文を繋げて少し手直しすると以下のようになります。

私にはA力とB力があります。
研究中にCの調査で行き詰まりました。Dが原因と考え、繰り返し改善をおこないました。
この繰り返し改善により、原因解消まで辿り着き、最終的に学会でEを受賞した。(エピソード)
この経験から自分の強みはA力とB力だと実感した。

貴社はGの分野の圧倒的シェアを獲得しております。(現在)
また、H社や業界との合併によりI分野にも発展し、シェアを拡大していくと想像しております。(未来)

貴社のI分野への発展時には、J/Kの力が求められると考えています。(対象)
私には研究で培ったJのスキル、改善で培ったKのスキルがあります。(結合)
貴社の環境で、私のスキルを発揮させていただき、I分野でも圧倒的シェアを獲得し、
Lの未来を実現させます。(未来)

就活時に参考にしたサイト

  • 模擬面接シミュレーター
    9年前に利用しました。マイナビの用意している面接官(CPU)の質疑に回答する練習です。
    疑似圧迫面接のような状況もありましたので、この質問に全て答えられれば面接は大丈夫かと思います。

https://job.mynavi.jp/conts/2023/mensetsu/index_v.html