PER・PBR・ROEの見方を解説|株式指標で割安株を見つける方法


2026年最新版|3大指標で割安株を見抜く完全ガイド


📅 2026年3月更新|2025〜2026年の市場環境をふまえた最新の目安・活用法を反映しました

「PERが低いと割安って本当?PBRやROEとどう使い分けるの?」

株式投資で「割安株を探したい」と思ったとき、最初に覚えるべき指標がPER・PBR・ROEの3つです。
この記事では各指標の計算式・目安・実際の使い方を、初心者にもわかりやすく解説します。

📋 この記事でわかること

  • PER・PBR・ROEそれぞれの計算式と意味
  • 各指標の目安(何倍以下なら割安か)
  • 3指標を組み合わせた割安株スクリーニングの方法
  • 「低PERだけど買いではない株」の落とし穴
  • NISA成長投資枠での活用戦略


📌 PER・PBR・ROE 早見表

指標計算式目安意味・使い方
PER株価 ÷ 1株当たり利益(EPS)15倍以下利益に対して株価が割安かどうかを示す。低いほど割安。
PBR株価 ÷ 1株当たり純資産(BPS)1倍以下純資産に対する株価。1倍以下は「解散価値以下」で超割安サイン。
ROE当期純利益 ÷ 自己資本 × 10010%以上株主資本をどれだけ効率よく使って稼いでいるかの指標。高いほど優秀。


📊 PER(株価収益率)の見方

PER = 株価 ÷ EPS(1株当たり利益)

PERは「この株は利益の何年分の値段がついているか」を表します。たとえばPER15倍なら「今の利益が続けば15年で株価分を稼げる」という意味です。

15倍以下

割安ゾーン。市場平均より安く買える可能性あり。

15〜25倍

標準ゾーン。日本株平均は約15倍前後。

25倍超

割高ゾーン。成長期待込みの価格。グロース株に多い。


⚠️ 落とし穴:PERが低くても「業績が急悪化している株」「赤字転落直前の株」の可能性も。EPSの推移も必ず確認しましょう。


🏗️ PBR(株価純資産倍率)の見方

PBR = 株価 ÷ BPS(1株当たり純資産)

PBRは「企業の純資産(解散価値)に対して株価が何倍ついているか」を示します。PBR1倍以下は「今すぐ解散しても株主に損はない」という極端な割安水準です。

PBR 1倍以下

解散価値以下の超割安。東証が改善を要請しており、是正傾向にある日本株が多い。

PBR 3倍超

高成長株・ブランド力の高い企業に多い。利益成長が止まると急落リスクも。


💡 東証の対応:2023年以降、東証はPBR1倍以下の企業に対し改善計画の開示を要請。これにより自社株買い・増配で株価が上昇した企業が増加しています。


💪 ROE(自己資本利益率)の見方

ROE(%)= 当期純利益 ÷ 自己資本 × 100

ROEは「株主から預かったお金をどれだけ効率よく使って利益を出しているか」の指標です。ROEが高い企業ほど「稼ぐ力」が高いと評価されます。

5%未満

資本効率が低い。改善が必要なレベル。

5〜10%

日本株の平均水準。可もなく不可もなく。

10%以上

優良ゾーン。米国株では15%以上が一般的。


🔍 3指標を組み合わせた割安株スクリーニング

パターンPERPBRROE判断
🏆 理想の割安株割安かつ収益性も高い。長期保有に最適。
⚠️ 要注意の低PER普通見た目は割安でも稼ぐ力が弱い。業績悪化リスクあり。
📈 グロース型現在は割高でも成長期待が高い。成長が鈍化すると急落。
❌ 避けるべき普通稼ぐ力が低いのに株価が高い。将来的に下落リスク大。

💡 スクリーニング条件(例):PER15倍以下、PBR1.5倍以下、ROE10%以上の3条件を満たす銘柄を探すと、バリュー×クオリティ兼備の優良株が見つかりやすい。


⚠️ 指標を使ううえでの注意点

🚫 PERの落とし穴

赤字企業はPERが計算できない。また、一時的な特別利益でEPSが高く見えることも。予想EPSで計算するのが一般的。

🚫 PBRの落とし穴

無形資産(ブランド・特許等)は純資産に含まれないため、IT・サービス企業はPBRが高くなりやすい。業種比較が重要。

🚫 ROEの落とし穴

借金を増やして自己資本を圧縮するとROEが高く見える(レバレッジ効果)。財務健全性もあわせて確認が必要。


🛠️ 実践!SBI証券のスクリーニング機能で割安株を探す

SBI証券の銘柄スクリーニング手順

STEP1
SBI証券にログイン → 「株式」→「国内株式」→「スクリーニング」を開く

STEP2
「追加条件」でPER・PBR・ROEを選択し、それぞれ上限・下限を設定

STEP3
条件例:PER 5〜15、PBR 0.5〜1.5、ROE 10以上

STEP4
ヒットした銘柄の業績推移・配当履歴・ニュースを個別に確認して絞り込む


❓ よくある質問(FAQ)

Q. PERは日本株と米国株で基準が違いますか?

はい、違います。日本株の平均PERは約13〜16倍ですが、米国株(S&P500)は20〜25倍前後です。成長期待が高い米国市場では高いPERが正当化されやすいため、必ず同業種・同市場で比較してください。

Q. ETF(インデックスファンド)にもPER・PBRはありますか?

あります。VOO・VTIなどのETFは構成銘柄の加重平均PER・PBRが公開されています。たとえばVOOは約20〜22倍前後が目安です。インデックス投資でも参考にできます。

Q. PER・PBR・ROEだけで投資判断できますか?

これらの指標はあくまでスクリーニングの出発点です。最終的には業績の成長性・競合環境・経営者の質・財務状況・株主還元方針なども確認することが重要です。数字だけでなく「なぜこの株は割安なのか」を考えることが大切です。

📝 まとめ:PER・PBR・ROEの使い方

  • PER:利益に対して株価が割安かを見る。15倍以下が日本株の割安目安
  • PBR:純資産に対する株価。1倍以下は解散価値以下の超割安
  • ROE:稼ぐ力を示す指標。10%以上が優良企業の目安
  • 3つを組み合わせて使う。単体では判断しない
  • スクリーニングは出発点。業績・財務状況も必ず確認

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