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資産形成

セクターローテーションの基本

セクターローテーションとは セクターローテーションとは、株式市場において異なる産業セクターの株式のパフォーマンスが時間とともに変動する現象を指します。経済状況や市場のサイクルによって、ある時期には特定のセクターが強い成績を収め、別の時期には別のセクターが優れた成績を示すことがあります。 例えば、景気が好調な時期には消費財や技術関連のセクターが好調であり、景気が低迷すると防御的なセクターである公益事 […]

JPXプライム150指数の構成と狙い

2023年7月3日からJPXプライム150指数という新たな指数がスタートしました。 日経平均株価や東証株価指数(TOPIX)といった新陳代謝の悪い指数が多い日本株でS&P500やNASDAQのような上昇の期待できる指数となることができるのか、JPXプライム150の趣旨や構成銘柄から確認したいと思います。 JPX プライム150指数の狙うところ 東京証券取引所が2023年3月末に、PBR(株 […]

株式トレードのあれこれ

セクターローテーション 原点回帰としてセクターローテーションを意識すること。2023年6月現在の米国は、金利が高く、景気は弱い状況。その場合、守りの投資に入るため消費安定株(食料品など)が人気になる。そして、インフレ抑制に成功すると金利が下がり、通信やヘルスケアに向かう。 2023/6/20 広瀬隆雄氏の今後推薦する銘柄。2023/6/20現在、FRB金利は5.00%〜5.25%です。今後、202 […]

【過渡期到来】S&P500の仕組みと候補2銘柄

Twitter、Amazon、Netflix、Metaといった2010年代に輝いた企業が、大規模なレイオフを実施しています。これは、FRBの利上げによって低金利の好業績時代が終わり、企業体質の改善が必要となったためです。 これまで、投資のコアサテライト戦略の一環として、S&P500をコアに、GAFAMをサテライトとしてスポット購入する方法が取られてきました。しかし、今後どのような戦略を取れ […]

PEGレシオで割安株を特定しよう!

株が割安か否かを判断する際にPERをよく利用します。一般的にPERは15倍が平均で、それより低い場合は割安、高い場合は割高と表現します。一方で、銀行業の業界平均PERは8.3倍で、医薬品の業界平均PERは37倍です。銀行業は軒並み割安で、医薬品は軒並み割高なのかというとそうではありません。PERは業界毎に特性が異なります。 また、プライム市場では平均19.1倍、グロース市場では77.7倍と、市場に […]

VIX(恐怖指数)とFear&Greedを投資に活用するには

2020年以降コロナ後の経済回復のための低金利政策により、米国経済は急激な経済成長を遂げました。2022年になると、行き過ぎた経済成長によりインフレが発生し、鎮静化のための利上げを行いました。現在は、政策金利を中立に戻しつつ、経済の状況を伺っているところです。 不安・懸念・安堵・楽観などの市場心理によって、経済が騰落を繰り返しています。これらの市場心理を読み解くことで資産形成はより加速するのではな […]