投資信託・ETFの手数料を証券会社で比較|NISA口座向け2026

投資信託 ETFの手数料を証券会社で比較について、2026年最新情報を初心者にもわかりやすく整理しました。選び方のポイント、実例データ、証券会社比較まで、投資信託 ETFの手数料を証券会社で比較の全体像を一記事で把握できる構成です。

2026 EDITION|FUND & ETF FEE


UPDATED 2026.04 /
2025年12月の信託報酬引き下げ競争(eMAXIS Slim・楽天プラス・SBI・Vシリーズ)を反映。最新の最安値を再計算。


投資信託やETFを選ぶとき、「どれが安いか」だけで判断していませんか。

手数料は30年で見ると数百万円の差になる確実なリターン要因。一方で、見落とされがちな「隠れコスト」も存在します。本記事では、信託報酬・売買手数料・税金まで含めて、初心者が最初に知るべきコスト構造を整理しました。

📚 このテーマのまとめ

この記事は 「NISA口座証券会社ランキング」シリーズの1本です。全体像を俯瞰したい方は↓の完全ガイドをご覧ください。


NISA口座はどこがおすすめ?証券会社ランキング2026【つみたて・成長投資枠】 →

投資信託の
結論:手数料は3層構造で見る

投信・ETFのコストは「信託報酬」だけではありません。3つの階層に分けて理解すると、商品選びがブレません。

LAYER 01

信託報酬

毎日0.0X%引かれ続ける固定費。最重要

LAYER 02

売買コスト

買付・売却時の手数料。為替手数料も含む

LAYER 03

税金

分配金・売却益に20.315%。NISAなら非課税

特に長期積立では信託報酬の0.05%差が30年で約60万円の差に。月3万円で年5%リターン想定の試算。


主要インデックス投信の信託報酬ランキング

「全世界株式」「S&P500」「先進国株式」の代表的なインデックスファンドを横並び比較しました。


TABLE 1 全世界株式(オールカントリー)信託報酬比較
ファンド名信託報酬(年率)特徴
eMAXIS Slim 全世界株式0.05775%業界スタンダード。純資産5兆円超で繰上償還リスクほぼゼロ
楽天・オールカントリー株式0.0561%楽天プラスシリーズ。Slim より僅かに安い
Tracers MSCI ACWI0.05775%日興AMの低コストブランド。隠れコスト要チェック
SBI・全世界株式インデックス0.1102%FTSE指数連動。上記3本より高めだが純資産は十分

TABLE 2 米国株式(S&P500)信託報酬比較
ファンド名信託報酬(年率)特徴
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)0.0814%純資産約7兆円の最大手。安心感重視ならこれ
楽天・S&P5000.077%楽天プラスS&P500。新興だが楽天経済圏との相性◎
SBI・V・S&P5000.0938%VOO(バンガード)に投信ラッパーをかけた構造

全世界・S&P500ともに上位3〜4本は0.01%未満の僅差。最終的にはどれを選んでも長期で結果はほぼ同じ。重要なのは「迷わずに決めて積立を続けること」。


米国ETFと国内投信、どちらが本当に安いか

「米国ETF(VTI・VOO)の方が信託報酬が安い」とよく言われますが、トータルコストで見ると2026年時点では国内投信が逆転する場面が増えています。


TABLE 3 米国ETF vs 国内投信(S&P500)の総コスト比較
項目VOO(米国ETF)eMAXIS Slim S&P500
経費率/信託報酬0.03%0.0814%
為替手数料片道25銭〜なし
分配金課税米10%+日20.315%内部再投資・非課税
クレカ積立原則不可月10万まで対象
100円から積立不可(1株単位)

「経費率だけ」を見ると米国ETFが安いですが、為替手数料・配当二重課税・クレカ積立不可を加味すると、長期積立用途では国内投信が実質コストで勝ちます。


見落としがちな「隠れコスト」3つ

目論見書の信託報酬欄には載らない、運用報告書を読まないと気付かないコストが3つあります。

01

売買委託手数料(実質コスト)

ファンドが組入銘柄を売買する際の手数料。年0.01〜0.05%程度が上乗せされる。運用報告書の「総経費率」で確認できる。

02

信託財産留保額

解約時にファンドに残しておく手数料。インデックス投信ではほぼゼロだが、アクティブ型だと0.3%取られることも。

03

為替ヘッジコスト

「為替ヘッジあり」型の外国株投信は、年1〜3%のヘッジコストが発生する場合がある。長期積立では「ヘッジなし」が原則。


手数料が安い証券会社の選び方

PROS — ネット証券大手

  • 国内株・米株・投信が売買手数料無料
  • 2,700本超の投信ラインナップ
  • クレカ積立で年率0.5〜1.0%還元
  • 米国ETFは買付手数料キャッシュバックも

CONS — 対面証券・銀行窓口

  • 買付手数料3%取られることも
  • 信託報酬1〜2%級の高コスト商品が中心
  • 手数料の高い商品を勧められやすい
  • 人件費が乗っている分、コストが高止まり


よくある質問

Q. 信託報酬0.05%と0.1%、本当にそんなに変わる?

月3万円積立・年5%リターン・30年運用で約60万円の差。10万円積立なら約200万円の差になります。長期ほど効きます。

Q. アクティブファンドはコストが高くても買う価値ある?

長期で見ると7〜8割のアクティブファンドはインデックスに負けています(S&P SPIVA調査)。よほど明確な根拠がない限り、低コストインデックスが合理的。

Q. ノーロードと手数料無料は同じ意味?

ほぼ同じです。ノーロード=買付手数料0%という意味で、ネット証券の主要インデックス投信はほぼ全てノーロード。ただし信託報酬は別途発生します。

Q. 米国ETFを直接買う意味はある?

高配当ETF(VYM・SPYD等)が欲しい人、配当金そのものを受け取りたい人には意味があります。資産形成期の積立用途なら国内投信で十分。

Q. 既に持っている高コスト投信、乗り換えるべき?

課税口座で含み益が出ている場合、売却時の20.315%課税を考慮して判断。NISA口座内なら基本的に乗り換え推奨。年単位のコスト差を計算すれば数年で元が取れます。

Q. ETF初心者は何から始めるべき?

まずはオルカン or S&P500のインデックスETF/投信1本から。慣れたらVYM・SCHD等の高配当ETFを追加。最初から欲張らず、シンプルに始めるのが続けるコツ。

Q. 投資信託版とETF版どっち?

自動化重視なら投信版(クレカ・楽天キャッシュで自動買付可)、コスト重視ならETF版(信託報酬が安い)。長期保有ならコスト差は0.1%程度なので、利便性で選んでOK。

Q. ETFの選び方ポイント3つは?

①信託報酬(0.2%以下が目安)、②純資産総額(小さすぎる=償還リスク、100億円以上推奨)、③ベンチマークとの連動性(トラッキングエラー)。この3つで初心者は判断できます。

Q. ETFの分配金はどう扱う?

NISA口座なら配当も非課税。米国ETFは米国側で10%源泉徴収あり。再投資設定(DRIP)は日本の証券会社では使えないことが多く、手動で買い増す必要あり。

Q. ETFと個別株の違いは?

ETFは1本で数十〜数百銘柄に分散済み、銘柄選定不要、低コスト。個別株は企業選定が必要だが大きなリターンも狙える。初心者はETF、慣れたら個別株を組み合わせるのが王道。


まとめ

SUMMARY


手数料は「確実に削れるリターン」。
最安クラスの投信を、最安の証券会社で。

  1. 手数料は3層構造(信託報酬・売買コスト・税金)で見る
  2. eMAXIS Slim・楽天プラス・Tracersが信託報酬最安クラス
  3. 米国ETFより国内投信が「総コスト」で勝つことが多い(特に積立)
  4. 隠れコスト(売買委託・信託財産留保・為替ヘッジ)も総経費率で確認
  5. 対面証券・銀行窓口の高コスト商品は基本回避


最安投信を買うなら、この2社

CHOICE 1

SBI証券

投信ラインナップ業界最大級。SBI・Vシリーズ(VOO・VTI連動)は実質バンガード手数料で持てる強み。

SBI証券(公式サイト・参考)

三井住友カード積立で還元

CHOICE 2

楽天証券

楽天プラスシリーズが信託報酬最安級。楽天カード積立とポイント投資で実質コストをさらに圧縮できる。


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楽天プラス・S&P500最安級


本記事の信託報酬は2026年4月時点の各社公表値です。商品改定・税制変更により変わる場合があります。投資にはリスクが伴います。元本保証はなく、最終的な投資判断はご自身でお願いいたします。本記事は広告(アフィリエイトプログラム)を含みます。
REVISION
2026.04 — v2.0デザイン適用・最新信託報酬データ更新 / 2025.05 — 初版公開

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結論:手数料は3層構造で見る

AUTHOR / 監修・執筆

まもる|しずかに闘う投資家

投資歴7年・運用資産3,500万円規模。ITエンジニア/PM(PMP・AWS Solution Architect Professional保有)。データと論理で長期投資に取り組む実践投資家。

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📅 RECORD

最終更新日:2026年4月28日
初稿公開日:2026年4月5日

📚 データ参照元

  • 金融庁「新しいNISA」公式ページ
  • 各証券会社公式サイト(楽天証券・SBI証券・マネックス証券・松井証券・auカブコム証券)
  • 各ETF発行体(バンガード・シュワブ・JPモルガン)公式資料
  • 日本証券業協会(JSDA)公開データ
  • 本記事公開時点の最新情報を基に作成

📝 編集ノート(運営者より)

本記事は、35歳メーカーシステムエンジニアで投資歴7年の運営者「まもる」が、自身の運用経験と公式データを基に編集しています。NISA満額(月30万円)を継続中で、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)と楽天・高配当株式・米国ファンド(楽天SCHD)の2銘柄構成で長期投資を実践中です。記事内のすべての数字・データは、執筆時点の公式情報を確認のうえ掲載しています。事実誤りや疑問点に気づいた方は、お問い合わせフォームよりご連絡ください。