SCHDの分配金はいつ・いくら?【2026年】楽天・SBIの実績と受取スケジュール

2026年7月16日更新

楽天SCHD・SBI・SCHDを積み立てていると気になるのが「分配金はいつ、いくら入るのか」。実は楽天版とSBI版で決算月が違い、支払いまでのタイムラグもあります。この記事では、両ファンドの分配カレンダーと直近の実績、受取までの流れ、保有額別の金額目安までまとめて整理します。私自身も楽天SCHDをNISA成長投資枠で毎月積み立てています。

この記事の結論

分配は年4回。楽天SCHDは2・5・8・11月の25日SBI・SCHDは3・6・9・12月の月末ごろが決算日で、支払いは決算日から数営業日後です。直近実績は楽天SCHDが1万口あたり90円(直近1年345円・利回り約2.65%)、SBI・SCHDが90〜95円。100万円分の保有なら年間およそ2.6万円(税引前)が目安です。

分配金カレンダー|楽天とSBIで決算月が違う

同じ本家SCHD(シュワブ・米国配当株式ETF)に投資する投信ですが、決算スケジュールはずれています。

ファンド決算月・決算日直近の分配金(1万口)
楽天SCHD(四半期決算型)2・5・8・11月の各25日90円(2026年5月)
SBI・SCHD(年4回決算型)3・6・9・12月の30日ごろ90円(2026年6月)
本家SCHD(米国ETF)3・6・9・12月(四半期)※日本の証券会社では直接買えない

決算月がずれているので、楽天SCHDとSBI・SCHDを両方持つと、受け取りは2・3・5・6・8・9・11・12月の年8回になります。「分配金を受け取る月を増やしたい」人には地味に使える組み合わせです。

楽天SCHDの分配金実績

設定来の分配実績(1万口あたり)は次のとおりです。

決算日分配金(1万口あたり)
2025年2月25日85円
2025年5月26日70円
2025年8月25日80円
2025年11月25日85円
2026年2月25日90円
2026年5月25日90円

直近1年の合計は345円(1万口あたり)、分配金利回りに換算すると約2.65%です(2026年5月末の基準価額13,010円ベース)。四半期ごとに見ると70円まで下がった回もあり、右肩上がりが保証されているわけではありませんが、直近2回は90円と安定してきています。

SBI・SCHDの分配金実績

SBI・SCHD(SBI・S・米国高配当株式ファンド(年4回決算型))は2024年12月設定で、初回分配は2025年6月でした。直近の実績は2026年3月が95円、2026年6月が90円(いずれも1万口あたり)と、楽天SCHDとほぼ同水準です。中身は同じ本家SCHDなので、長期では両者の分配水準は近いところに収れんします。信託報酬も楽天0.1238%・SBI0.1227%とほぼ同じで、優劣より「決算月」と「メイン口座がどちらか」で選ぶのが実際的です。

いつ口座に入る?受取までの流れ

受取コースの場合、決算日にファンドが分配を決定し、支払いは決算日から起算して数営業日後(原則5営業日目まで)に証券口座へ入金されます。楽天SCHDなら「25日決算→月末〜翌月頭に入金」というイメージです。再投資コースの場合は現金では入金されず、決算日の基準価額で自動的に買い増しされます。

NISA成長投資枠で保有していれば、分配金への国内課税(20.315%)は非課税です。ただしファンドが米国株から受け取る配当には米国側で源泉徴収があり、これはNISAでも避けられません。それでも特定口座より手取りは確実に多くなります。

「再投資と受取どっちにすべきか」の判断基準はSCHDの分配金は再投資と受取どっち?楽天・SBIのコースの選び方で詳しく解説しています。

いくらもらえる?保有額別の目安

直近の利回り約2.6%(税引前・年間)をもとにしたモデルケースです。分配金は運用状況で変動するため、あくまで目安として見てください。

保有額年間の分配金(目安)1回あたり(年4回)
10万円約2,600円約650円
50万円約13,000円約3,250円
100万円約26,000円約6,500円
500万円約130,000円約32,500円

SCHDの本領は目先の利回りより「増配」です。本家SCHDは10年以上増配を続けてきた指数設計で、保有口数が同じでも受取額が年々育っていくことを狙う商品です。目先の分配額だけならJEPQなどのカバードコール型が上ですが、あちらはNISA対象外で値上がり益に上限が付きます。違いはJEPIとSCHDどっち?徹底比較を参照してください。

分配金を受け取るための注意点

購入は決算日ギリギリだと間に合いません。投信は買付申込から受渡しまで数営業日かかり、決算日時点で受渡しが完了している必要があります。「25日が決算だから24日に買う」では対象外になるため、その回の分配を受け取りたいなら1週間程度余裕を持って買い付けてください。なお、決算直前に買っても分配金の分だけ基準価額が下がる(タコ足ではなく調整)ので、駆け込み買いに損得はほぼありません。

よくある質問

Q. 本家SCHDを直接買うことはできない?

できません。本家SCHD(米国ETF)は日本の証券会社では取り扱いがなく、投資するなら楽天SCHD・SBI・SCHDなどの投信版が現実的な手段です。VYMやSPYDと違う点なので注意してください。

Q. 分配金がゼロになることはある?

制度上はあり得ます。分配金は約束された金額ではなく、毎回の決算で運用状況をもとに決まります。実績では設定以来毎回分配が出ていますが、「必ず◯円もらえる」前提で生活設計に組み込むのは避けるべきです。

Q. 毎月分配金を受け取りたい場合は?

SCHD系だけでは年4回(併用で年8回)が上限です。毎月受け取りに近づけたい場合は、分配月の違う米国ETFを組み合わせる方法を米国ETFで毎月分配金をもらう方法で解説しています。

関連記事:配当金月10万円にはいくら必要?利回り別の必要資産早見表【2026年】

まとめ

この記事のポイント

楽天SCHDは2・5・8・11月の25日決算、SBI・SCHDは3・6・9・12月の月末ごろ決算で、支払いは決算から数営業日後。直近実績はどちらも1万口あたり90円前後・利回り約2.6%で、100万円保有なら年2.6万円(税引前)が目安です。決算月が違うので併用すれば年8回の受け取りも可能。短期の分配額より増配で育てる商品なので、NISA成長投資枠でコツコツ積み立てるのが王道です。

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この記事について

最終更新日:2026年7月16日/初稿公開日:2026年7月16日

参照元:楽天投信投資顧問・SBIアセットマネジメント・各証券会社の公式サイト、みんかぶ投資信託の分配金データ。数字は執筆時点の公表情報を確認のうえ掲載しています。

筆者は35歳メーカーシステムエンジニアで投資歴7年の「まもる」。NISA満額(月30万円)を継続中で、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)と楽天・高配当株式・米国ファンド(楽天SCHD)の2銘柄で長期投資を実践しています。誤りに気づいた方はお問い合わせフォームからご連絡ください。

本記事は情報提供を目的としており、特定の金融商品の勧誘を目的とするものではありません。投資は元本割れのリスクがあります。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。