SCHDの分配金は再投資と受取どっち?楽天・SBIのコースの選び方【2026年】

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2026年7月14日更新

楽天SCHDやSBI・SCHDを買うとき、最初に迫られるのが「分配金コースは再投資型か、受取型か」という選択です。地味に見えて、10年後の資産額と投資の満足度を左右する重要な分岐点。しかもSBI・SCHDは購入後にコース変更ができないため、買う前に決めておく必要があります。

この記事の結論

資産形成期(積立中)なら再投資型で複利を効かせるのが合理的。分配金を生活費や楽しみに「使う」段階なら受取型。ただしNISA口座の再投資型は分配金の再投資が成長投資枠の年間枠を消費する点に注意が必要です。

① 再投資型と受取型の違い

項目再投資型受取型
分配金の行き先自動で同じファンドを買付証券口座に現金で入金
複利効果自動で効く使えば効かない
「配当をもらう」実感ないある(四半期ごと)
NISA枠の扱い再投資分が成長枠を消費枠を消費しない
向いている段階資産形成期取り崩し期・配当生活

② 楽天SCHDとSBI・SCHDで違う「変更できるか」問題

同じSCHD連動の投信でも、コース変更の柔軟性に大きな差があります。

楽天SCHD(楽天・高配当株式・米国ファンド)は購入後もコース変更が可能です(NISA口座も対応)。まず再投資型で育てて、リタイアが見えたら受取型に切り替える、という王道の使い方ができます。

SBI・SCHDは一度選んだコースを後から変更できません。変えたい場合は売却して買い直すことになり、NISA口座では消費した非課税枠がその年には戻らないコストも発生します。SBI・SCHDを買うなら、この記事の判断基準で最初に決め切ってください。

補足:NISA口座で再投資型を選ぶと、分配金の再投資は「新規買付」として成長投資枠の年間240万円を消費します。枠を満額使い切る予定の人は、再投資が枠からあふれて課税口座に回る可能性まで考えておきましょう。

③ 数字で見る差|再投資は20年でどれだけ効くか

仮に100万円を利回り年3.5%(分配)+値上がり年5%のファンドに置いた場合のイメージです(税・増配は考慮しない簡略計算)。

経過年数再投資型(資産額)受取型(資産額+累計分配)
10年後約227万円約163万円+分配約44万円
20年後約515万円約265万円+分配約116万円

受取型は「使える現金」を毎年生む代わりに、20年後のトータルでは百万円単位の差がつきます。差額は「複利の対価」であり、同時に「配当を使う自由の値段」でもあります。どちらが正解かは、お金に働いてほしい時期か、お金を使いたい時期かで決まります。

④ タイプ別の選び方

20〜40代の積立中心の人:再投資型。分配金を使う予定がないなら、受取型を選ぶ理由はほぼありません。楽天SCHDなら後から受取型に変えられるので迷うコストも小さいです。

配当金生活・サイドFIREを目指して出口が近い人:受取型。NISAなら分配金がまるごと非課税で受け取れます。四半期ごとの入金は取り崩しの心理的ハードルを大きく下げてくれます。

SBI・SCHD派で迷っている人:受取型寄りで検討。変更不可という制約上、「いつか受け取りたくなる」未来があるなら最初から受取型にしておくほうが後悔が少ない選択です。

⑤ まとめ

この記事のポイント

積立期は再投資型・出口が近いなら受取型が基本。NISAの再投資型は成長枠を消費する点、SBI・SCHDは購入後にコース変更できない点の2つが実務上の落とし穴です。柔軟に変えたい人は、コース変更に対応している楽天SCHD(楽天証券)が扱いやすい選択肢です。

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この記事について

最終更新日:2026年7月14日/初稿公開日:2026年7月14日

参照元:楽天投信投資顧問・SBIアセットマネジメント・楽天証券・SBI証券の公式サイト。数字・制度は執筆時点の公式情報を確認のうえ掲載しています。試算は簡略モデルであり将来の成果を保証するものではありません。

筆者は35歳メーカーシステムエンジニアで投資歴7年の「まもる」。NISA満額(月30万円)を継続中で、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)と楽天・高配当株式・米国ファンド(楽天SCHD)の2銘柄で長期投資を実践しています。誤りに気づいた方はお問い合わせフォームからご連絡ください。

本記事は情報提供を目的としており、特定の金融商品の勧誘を目的とするものではありません。投資は元本割れのリスクがあります。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。