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2026年8月16日更新
「NISAを始めようと思っているうちに、もう8月になってしまった。今年の枠はもう使い切れない?」——そんなことはありません。年間投資枠360万円は、年の途中からでも設定しだいで使い切れます。この記事では、残り5ヶ月から満額を目指す具体的な設定方法と、そもそも無理に埋めなくていい理由の両方を解説します。
この記事の結論
つみたて投資枠(年120万円)は増額設定やボーナス設定で残りの月に振り分ければ年内に使い切れます。成長投資枠(年240万円)は積立に加えてスポット購入でいつでも埋められます。ただし年間枠は毎年360万円リセットされるので、家計に無理をしてまで埋める必要はありません。
年間投資枠のルールをおさらい
| 項目 | つみたて投資枠 | 成長投資枠 |
|---|---|---|
| 年間投資枠 | 120万円 | 240万円 |
| 買い方 | 積立のみ | 積立+スポット購入 |
| 未使用分 | 翌年へ繰り越し不可 | 翌年へ繰り越し不可 |
ポイントは2つ。年間枠は暦年(1〜12月)で管理され、使わなかった分は消えること。そして、つみたて投資枠は「積立でしか買えない」ため、後半から始める場合は毎月の設定額を引き上げる必要があることです。
8月から始める場合の配分例
残り5ヶ月(8〜12月)で360万円を使い切る場合の一例です。
| 枠 | 埋め方の例 |
|---|---|
| つみたて投資枠 120万円 | 月24万円の積立(クレカ積立10万円+証券口座引落14万円)。増額設定・ボーナス設定を使えば月々の負担を調整できる |
| 成長投資枠 240万円 | 月20万円の積立にするか、資金があるならスポット購入でまとめて買う |
楽天証券などの主要ネット証券には、年の途中から始めた人向けに「増額設定」(その年だけ積立額を上乗せする機能)や、特定の月だけ多く買う「ボーナス設定」があります。クレカ決済の上限は月10万円のままなので、上乗せ分は証券口座からの引き落としになります。細かい仕様は各社で異なるため、設定画面と公式サイトで確認してください。
一括で埋めるか、分けて埋めるか
成長投資枠をスポット購入で一気に埋めるべきか、それとも残りの月に分けるべきか。理論上は早く市場に入れるほうが期待リターンは高くなりますが、直後に下落したときの後悔が精神的にきつい人は分割が向いています。この論点は一括投資と積立投資はどっちが有利かで詳しく比較しています。
無理に満額にしなくていい理由
年間枠は毎年360万円が新しく与えられ、生涯投資枠1,800万円は逃げません。今年埋められなかったからといって、非課税の権利が減るわけではないのです。生活防衛資金(生活費の半年〜1年分)を取り崩してまで埋めるのは本末転倒です。また、途中で売却した分の生涯枠は翌年に復活します。この仕組みはNISAの枠復活ルールで解説しています。ボーナスや退職金などまとまったお金の振り分け方はボーナス・退職金の使い道も参考にしてください。
まとめ
この記事のポイント
NISAは年の途中からでも、増額設定・ボーナス設定・スポット購入を組み合わせれば満額にできます。8月開始ならつみたて枠は月24万円ペース。ただし枠は毎年リセットされるので、余裕資金の範囲で埋めるのが大前提です。「今年は月10万円だけ、来年から満額」でも十分に合理的な選択です。
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この記事について
最終更新日:2026年8月16日/初稿公開日:2026年8月16日
参照元:金融庁「NISAを知る」、楽天証券ほか各証券会社の公式サイト(積立設定の仕様)。数字・制度は執筆時点の公式情報を確認のうえ掲載しています。
筆者は、ITエンジニア/プロジェクトマネージャー(エンジニア歴12年)の運営者「まもる」。新NISA(つみたて投資枠・成長投資枠)をフル活用し、インデックスを軸に高配当を組み合わせた長期・分散の積立投資を実践しています。誤りに気づいた方はお問い合わせフォームからご連絡ください。
本記事は情報提供を目的としており、特定の金融商品の勧誘を目的とするものではありません。投資は元本割れのリスクがあります。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。








