ボーナス・退職金の使い道【2026年】投資に回す前に決める優先順位

※当記事にはプロモーションが含まれています。

2026年8月7日更新

ボーナスや退職金など、月々の給与とは別のまとまった収入。使い道を決めないまま口座に置いておくと、なんとなく消えていきます。優先順位を決めておけば迷いません。

この記事の結論

順番は①高金利の借入返済 → ②生活防衛資金(3〜6か月分)→ ③1年以内に使う予定の確保 → ④NISAの残り枠。①〜③が済んでいる人だけが投資に回します。退職金など金額が大きい場合は、数年かけてNISA枠に移すのが現実的です(年間枠は360万円)。

補足:逆に積立が続けられなくなったときの対処は積立をやめたいときをご覧ください。

優先順位

順位使い道理由
1高金利の借入返済年15%前後の確実なリターン
2生活防衛資金下落局面での売却を防ぐ
31年以内に使うお金短期は値動きに耐えられない
4NISAの残り枠非課税の恩恵は長期ほど大きい
5特定口座枠を超えた分の受け皿

1〜3は投資ではなく土台づくりです。ここを飛ばして投資に回すと、相場が下がったときに現金が足りず、結局売ることになります。

ボーナスの現実的な配分

土台ができている人なら、使う・貯める・増やすを最初に分けると管理しやすくなります。たとえば「2割を自分のために使い、3割を現金で置き、5割を投資へ」といった具合です。

全額を投資に回す必要はありません。楽しみのための支出を最初に確保しておくほうが、長期的に投資を続けやすくなります。

補足:証券会社の「ボーナス月の増額設定」を使えば、特定月だけ積立額を上げられます。手動での買付を忘れる心配がなく、年間投資枠も使い切りやすくなります(設定方法は積立日の記事で触れています)。

退職金は別扱い

金額が大きく、しかも取り崩し期が近いため、ボーナスと同じ扱いはできません。

まず数年分の生活費を現金で確保する。退職直後は収入が途切れるため、ここが最優先です。

NISA枠へは数年かけて移す。年間投資枠は360万円なので、そもそも一度には入りません。結果的に時間分散になります(一括と分割の考え方)。

勧誘には特に注意する。退職金の入金は金融機関から見えるため、「退職金専用プラン」等の提案を受けやすくなります。手数料の高い商品が含まれることがあるので、その場で決めないのが鉄則です。

無料ツール:ライフプランシミュレーター

夫婦それぞれのNISA・iDeCoを別管理で複利計算し、住宅・教育費・老後まで35年分を1枚のグラフにします(登録不要)。

シミュレーターを使う(無料)

よくある質問

Q. 住宅ローンの繰上返済と投資はどちらが得ですか?
A. 金利次第です。住宅ローンは年0.5〜1%台と低金利のことが多く、住宅ローン控除の期間中は特に、繰上返済を急がず投資に回す判断も合理的です。

Q. ボーナスが不安定な職種では?
A. 変動する収入は生活設計に組み込まず、臨時収入として扱うのが安全です。生活費は月給の範囲で回します。

Q. 使い道が決まらないときは?
A. まず現金で置いてください。投資は「使う予定のないお金」で行うものなので、決まっていないなら急ぐ必要はありません。

まとめ

この記事のポイント

順番は借入返済→生活防衛資金→短期の予定→NISA枠。退職金は数年分の現金を確保してから、数年かけて枠に移します。金額が大きいときほど、その場で決めないことが最大の防御です。

関連記事


この記事について

最終更新日:2026年8月7日/初稿公開日:2026年8月7日

参照元:金融庁「新しいNISA」、各証券会社の公式サイト(増額設定の仕様)。数字・制度は執筆時点の公式情報を確認のうえ掲載しています。

筆者は35歳メーカーシステムエンジニアで投資歴7年の「まもる」。NISA満額(月30万円)を継続中で、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)と楽天・高配当株式・米国ファンド(楽天SCHD)の2銘柄で長期投資を実践しています。誤りに気づいた方はお問い合わせフォームからご連絡ください。

本記事は情報提供を目的としており、特定の金融商品の勧誘を目的とするものではありません。投資は元本割れのリスクがあります。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。