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2026年8月16日更新
「もう60歳。今からNISAを始めても遅いのでは」——そんなことはありません。60歳の平均余命は男性で約24年、女性で約29年。つまり60歳からでも20年以上の運用期間があり、これは複利が十分に働く長さです。ただし現役世代と同じ攻め方はNG。この記事では、60代からのNISAの正しい始め方を整理します。
この記事の結論
60歳からのNISAは遅くありません。ただし「全額を株式インデックスに」ではなく、生活費の2〜3年分を現金で確保したうえで、残りを株式と債券・現金をあわせた守り寄りの配分で。使いながら増やす「取り崩し併走」が60代の基本形です。退職金の一括投資だけは避けてください。
60歳からでも遅くない理由 運用期間は20年ある
人生100年時代といわれるとおり、60歳からの運用期間は20〜30年見込めます。年利5%で月5万円を15年積み立てれば、元本900万円が約1,336万円。年金にプラスする私的な上乗せとしては十分に意味のある金額です。年齢別の試算は年齢別・投資シミュレーションで確認できます。
現役世代と違う3つの前提
| 前提 | 60代の対応 |
|---|---|
| 給与収入が減る・なくなる | 暴落時に「入金で買い増す」回復手段が乏しい→株式比率を抑える |
| 使う時期が近い | 直近2〜3年分の生活費は現金で確保。投資に入れない |
| 退職金というまとまった資金 | 一括投資は避け、時間分散で。退職金の振り分け方参照 |
60代の買い方の例
一例として、生活防衛資金(2〜3年分)を除いた余裕資金のうち、株式インデックス5割・債券や現金5割程度の守り寄り配分から始める形が考えられます。株式部分は全世界株式やS&P500の低コスト投信、収入代わりの分配金がほしい人は高配当ファンドを混ぜる選択もあります。積立と取り崩しを並走させる設計は4%ルールの取り崩しシミュレーションが参考になります。
始め方 手数料の安いネット証券で
銀行の窓口で勧められる商品は手数料が高いものが多く、60代こそネット証券の低コスト投信が向いています。操作に不安があれば、口座開設だけ家族に手伝ってもらうのも手です。定期売却サービス(毎月自動で一定額を現金化)がある証券会社を選ぶと、取り崩し期の管理が楽になります。
まとめ
この記事のポイント
60歳からのNISAは運用期間20年超を見込めるため遅くありません。生活費2〜3年分の現金を確保し、守り寄りの配分で、退職金の一括投資は避ける。この3原則を守れば、年金にプラスする資産づくりは十分に間に合います。
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この記事について
最終更新日:2026年8月16日/初稿公開日:2026年8月16日
参照元:厚生労働省 簡易生命表(平均余命)、金融庁「NISAを知る」、各証券会社の公式サイト。数字・制度は執筆時点の公式情報を確認のうえ掲載しています。
筆者は、ITエンジニア/プロジェクトマネージャー(エンジニア歴12年)の運営者「まもる」。新NISA(つみたて投資枠・成長投資枠)をフル活用し、インデックスを軸に高配当を組み合わせた長期・分散の積立投資を実践しています。誤りに気づいた方はお問い合わせフォームからご連絡ください。
本記事は情報提供を目的としており、特定の金融商品の勧誘を目的とするものではありません。投資は元本割れのリスクがあります。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。








