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2026年8月7日更新
20代は投資額が小さく、始めても意味がないように感じます。しかし複利が効く期間はこの世代が最も長い。少額でも早く始めた人が、後から大きな金額を投じる人に追いつかれにくいのはこのためです。
この記事の結論
やることは3つだけ。①生活費3〜6か月分を現金で確保 ②ネット証券でNISA口座を開く ③全世界株式かS&P500を月1〜3万円で自動積立。金額より始める年齢と続ける仕組みが結果を左右します。月1万円でも、30年・年5%なら約830万円(元本360万円)です。
投資より先にやること
生活防衛資金を作る。会社員なら生活費の3〜6か月分が目安です。ここが無いまま投資を始めると、相場が下がった局面で現金が必要になり、最悪のタイミングで売ることになります。
高金利の借入があれば先に返す。リボ払いやカードローンの金利(年15%前後)は、株式の期待リターン(年5%前後)を大きく上回ります。返済が最も確実な「運用」です。
金額はいくらから
| 月額 | 30年後(年5%) | 元本 |
|---|---|---|
| 1万円 | 約830万円 | 360万円 |
| 3万円 | 約2,490万円 | 1,080万円 |
| 5万円 | 約4,150万円 | 1,800万円 |
いずれも運用益が元本を上回ります。これが30年という時間の価値です。まず月1万円で始め、昇給に合わせて増やすのが現実的な進め方です。少額でスタートすること自体に意味があります。
何を買うか
結論はシンプルで、全世界株式(オルカン)かS&P500の低コストインデックス1本です。20代なら運用期間が長いので、債券やバランス型を混ぜて値動きを抑える必要性は高くありません。
迷ったら全世界株式。1本で先進国・新興国に分散され、将来どの国が強くなっても自動で追随します。米国の成長に賭けたいならS&P500。両方買う必要はありません(中身が重複します)。詳しくはインデックスファンドの比較をご覧ください。
口座はどこで開くか
ネット証券一択です。銀行や対面証券は取扱本数が少なく、手数料の高い商品を勧められることがあります。ネット証券なら低コストのインデックスファンドが揃っています。
選ぶ基準はクレカ積立の還元率です。積立額の0.5〜1.1%が毎月ポイントで戻るため、長期では無視できない差になります(還元率の比較)。
まだ口座がなければ、楽天証券の公式サイトから開設できます(無料)。
続けるための設計
自動化する。毎月自分で買い付ける方式は、忙しい時期や相場が悪い時期に止まります。クレカ積立や口座引落で自動化してください。
相場を見ない。20代の資産額では、日々の値動きの金額的インパクトは小さい一方、精神的な負担だけが大きくなります。年1回の確認で十分です。
下がっても止めない。積立の途中で価格が下がるのは、同じ金額でより多く買えるということです。長期の積立では、下落局面を経験した人のほうが最終的な口数は増えます。
よくある質問
Q. つみたて投資枠と成長投資枠のどちらを使いますか?
A. 20代の少額積立ならつみたて投資枠で十分です(年120万円まで)。それを超える余力ができたら成長投資枠も使います。
Q. iDeCoも同時に始めるべきですか?
A. 60歳まで引き出せない点に注意してください。転職・結婚・住宅など資金需要が読めない20代は、まずNISAを優先するのが無難です。
Q. 個別株やFXには手を出さないほうがいい?
A. 禁止する理由はありませんが、資産形成の土台はインデックスの積立で作り、個別株は余剰資金で経験を積む——という順番が安全です。
まとめ
この記事のポイント
生活防衛資金→NISA口座→インデックス1本を自動積立、の順に進めるだけ。月1万円でも30年で約830万円になります。20代の最大の武器は金額ではなく時間なので、完璧な準備より今月から始めることを優先してください。
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この記事について
最終更新日:2026年8月7日/初稿公開日:2026年8月7日
参照元:金融庁「新しいNISA」、各証券会社の公式サイト。試算は年利5%・毎月末積立の複利計算(税・手数料考慮せず)。数字・制度は執筆時点の公式情報を確認のうえ掲載しています。
筆者は35歳メーカーシステムエンジニアで投資歴7年の「まもる」。NISA満額(月30万円)を継続中で、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)と楽天・高配当株式・米国ファンド(楽天SCHD)の2銘柄で長期投資を実践しています。誤りに気づいた方はお問い合わせフォームからご連絡ください。
本記事は情報提供を目的としており、特定の金融商品の勧誘を目的とするものではありません。投資は元本割れのリスクがあります。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。








